客室清掃の写真
リゾートバイト裏方(客室清掃と洗い場)の仕事内容
客室清掃時の写真
洗い場の写真
客室清掃の仕事内容
- ベッドメイキング
- チェックアウト後の清掃
- アメニティの補充や水回りの清掃
- 連泊するお客様向けの簡易清掃など
洗い場の仕事内容
- 食器の洗浄
- ふきんで水気を取る
- 食器を元の位置に戻す
おおまかに仕事内容をお伝えすると、こんな感じでした。
一見すると楽そうに見える仕事内容ですが、普段運動をしている自分でもちょっときついなと思う時がありました。中でもベッドメイキングは、二人組で何十室も行う必要がありますし、15時のチェックインに間に合わせなければいけません。
洗い場は食器を軽く洗い、洗浄機にかけて、ふきんで水気を取ってから元の位置に戻すのが仕事でした。洗い場の仕事は簡単でしたし、体力的にもきつくなかったのですが、洗い場だけ1日8時間するのは精神的にキツかったと思います。
リゾートバイト裏方業務(客室清掃と洗い場)の評判
和室の清掃
裏方業務の良いところは、
良いところ
- 接客しなくて良い
- 分業制・二人一組
- 喋りながら仕事ができる
- チームで仕事ができる楽しさを味わえる
一方、悪いところは、
悪いところ
- 体力仕事
- 宿泊客が多いと大忙し
- 仕事量や覚えることが多い
接客する必要がないので、余計な気を遣う機会が少なく、気楽に働けるのが最大のメリットだと思います。会う人は毎回同じですし、日数を重ねる毎に仲良くなるので、仕事中の会話が楽しかったのを覚えています。
一方、体力がない人や覚えることが苦手な人は向かない仕事だと思いました。お客様が宿泊するお部屋をセットするのが仕事なので、決まり事が本当に多いんですよね。
例えば、シーツやタオル、枕の向き。座布団や予備のシーツの配置など、細かく言うと20個ほどのルールがありました。
それを覚えるのに1週間はかかっていましたし、ド忘れして同僚や先輩に質問したこともありました。こうしたルールはどの旅館やホテルでもあることなので物覚えの悪い人はメモや動画に収める工夫が必要だと思います。
裏方業務の人間関係
裏方業務の人間関係
派遣会社から派遣された裏方業務の人数は10名いました。大学生は1人と少なく、最も多いのが休みを利用した社会人でした。
社会人は私のように退職せずに年末年始を利用して働く人や、普段は農業をしており、冬のシーズンだけ裏方や雪かきなどの仕事をしている方でした。
フリーターの方はリゾートバイトを長くされていて、日本全国を転々として方でした。大学生と主婦を除いた方の年齢は20代〜40代だったと思います。
派遣社員以外には、40代〜60代の地元のパートさんが5名いました。教育係はパートさんが行ってくれましたし、非常に丁寧に教えてくれたので業務内容で困ることはありませんでした。
裏方(客室清掃と洗い場)の1日【中抜けシフト】
客室清掃時の写真
- 9:00〜15:00 客室清掃
- 15:00〜18:00 中抜け
- 18:00〜20:00 洗い場
9:00 出勤・打ち合わせ
全体で12名ほどが一緒の部屋に集まって軽い打ち合わせを行います。
打ち合わせの内容は担当する部屋の割り振りと、仕事の分担内容を決めていました。全130室ある客室の清掃を3つか4つに分け、1グループ30部屋の清掃を行います。
9:30 客室清掃開始
シーツやタオルの写真
部屋に入ったら、まずはゴミを片付け、シーツや枕カバーなどを剥いでいきます。剝ぎが終わったら、ベッドメイキングを2人1組で行います。
水回りは女性の裏方さんが基本的に担当していたので、男性の私はベッド周りの仕事が主でした。
12:00〜12:15 休憩
休憩時間や休憩を取る時間は正確に決まっていませんでしたが、大体12時から15分程度おやつを食べたり、談笑していました。
ちなみに、昼食を取るのは15時からでしたが、お腹がすいた私はこの時間におにぎりなどを食べていました。
15:00〜18:00 中抜け休憩
中抜け休憩中の写真
15時までで客室清掃は終わるので、その後は18時まで中抜け休憩でした。この時にお弁当を食べたり、散歩したり、同僚とトランプしていました。
18:00 洗い場開始
洗い場の写真
バイキングの洗い場に配属された私は、次々来るお皿を同僚3人で片付けていました。
休憩はありませんでしたが、仕事自体はものすごく簡単ですし、暇な時間も結構あったので同僚と楽しくお喋りしていたのを覚えています。
20:00 退勤
20時ちょうどに退勤します。残業はほとんどなかったですし、あっても1時間程度でした。
まとめ
楽な職種としてよく挙げられる裏方業務ですが、ホテルや旅館の部屋数と従業員の人数や忙しさがかなり変わってきます。
マイペースに仕事を行いたい人は、小さめの旅館で裏方業務をするといいでしょう。一人で行う業務の幅が広いのがデメリットですが、自分のペースで仕事を行うことができます。
一方、私が働いた中規模以上のホテルだと部屋数が多いため、テキパキと仕事をこなす必要が出てきます。こうした部屋数が多いホテルだと分業制になるので、覚える内容は旅館と比べると少ないでしょう。
ご自身の性格やライフスタイルに合わせてどのような裏方業務をするか決めることをおすすめします。